出会い。

Steel Panthersにはまった事がある私が、ウォーシミュレーションゲームと出会ったのは、高校生の時だった。
駅前(いなかの繁華街)で本を買った帰りに、なにか面白いものないかなと模型屋を覗くと、見慣れない箱が目についた。どうもボードゲームのようなのだが、人生ゲームやモノポリとは、どこが違う匂いのするものだった。
何だ、何だと手にとって見ると、英語の文字と兵隊の絵が書かれた箱に日本語説明書なるものが付いてビニールでおおってある。箱の脇をみると「シミュレーションゲームとは」と書かれた貼り紙が貼られ、ユニット、ヘックス、ゾックなど聞きなれない言葉と、戦車の絵の駒が書かれていた。
再度、箱に目を移し、英語をみると、スキュアド・リーダと書いてある。なんのこっちゃいと思ったが、なぜか、その箱と解説からは、ワクワクするような、血沸き肉踊るようなものが感じられた。
「買いたいな。」と思ったが、値段が6,000円(ぐらいだったはず)もするし、そもそも持ち合わせがなかったので、ま、いいか、と思い家に帰った。

続く・・・
 
ネジクマ君復刊を望んで